ウラ話大全URA-BANASHI
アニメ・エンタメ / スーパーマリオ

マリオの名前は、倉庫の大家さんから取られた

世界一有名なヒゲの配管工。その名前の本当の持ち主は、アメリカの倉庫の大家さんだったと言われています。

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赤い帽子に青いオーバーオール、立派なヒゲ。世界中で知らない人はいないと言っていいほどのゲームキャラクター、マリオ。ところが、この名前には意外な誕生秘話があると言われています。

舞台は1980年代初め、アメリカ。任天堂の現地法人は、まだ小さな会社で、倉庫を借りて日本から届くゲーム機を扱っていました。当時開発されていたのが、巨大なゴリラから女性を救い出すアーケードゲーム『ドンキーコング』。その主人公は、まだ正式な名前もなく「ジャンプマン」などと呼ばれていたのです。

そんなある日、倉庫に家主がやって来ます。用件は家賃の支払い。社員たちと話し合う姿を見て、誰かがふと思いつきました。そういえばあの大家さん、ゲームの主人公に似てないか? 名前はたしか、マリオ——。

こうして、借りていた倉庫の大家さんの名前が、世界的キャラクターの名前になった。当の大家さんは、自分の名前がゲームの主人公になったことを、どう思っていたのでしょうか。その後、マリオは『スーパーマリオブラザーズ』で世界的なスターへと駆け上がっていきます。まるで作り話のようなこのエピソードは、ゲーム好きの間で有名な「ウラ話」として語り継がれてきました。

  • 最初は名前がなかった

    『ドンキーコング』の主人公は、登場当初「ジャンプマン」などと呼ばれていました。途中で名前が付けられたことは、この逸話と矛盾しません。

  • アメリカで付いた名前

    マリオという名前はイタリア系の名前で、日本の開発者が一から考えたにしては意外な響きです。アメリカで誰かにちなんだと考えると、しっくりきます。

  • あまりに出来すぎた話

    家賃の催促に来た大家さんが世界的スターの名付け親になる。話として面白すぎるため、逆に作り話ではないかと疑う人もいます。

この話は、任天堂の関係者も語ってきた逸話として広く知られており、事実とされています。名前の由来となったのは、アメリカのシアトル近郊で不動産開発などを手がけていたマリオ・シガールさんで、任天堂のアメリカ法人が借りていた倉庫の家主だったと言われます。

ただし、家賃をめぐってどんなやり取りがあったのかといった細部については、語る人によって話が少しずつ異なります。シガールさん本人は生前、この件について公の場でほとんど語らなかったとされ、2018年に亡くなった際には、世界中のメディアが「マリオの名前の由来となった人物」としてその訃報を伝えました。

ちなみに、マリオがヒゲを生やし帽子をかぶっているのには、見た目の好み以上の理由がありました。当時のゲーム機は表示できるドットの数が限られ、口や髪の動きを細かく描けなかったため、ヒゲで口元を、帽子で髪を表現したと宮本茂さんが語っています。職業も、最初は大工だったとされています。

さて、あなたはどちらを信じますか。この噂、誰かに話したくなったら